ＭＯＳ
写真は習志野自動車教習所（通称・自訓）での初級装輪操縦課程教育中の思い出の１枚です。
右から2番目が私です。若い。。。
さて、皆さんはＭＯＳと聞くと真っ先に何が思い浮かびますか？
大抵の方はモスバーガーを思い浮かべるのではないでしょうか。かく言う私も先ほど夕食としてモスバーガーを食べたばかりです。別のモスが思い浮かんだ方は陸上自衛官（元含む）かそれに近しい方、あるいはマニアな方だと思います。ちなみに、マイクロソフトさんとは何の関係も無い方ですのであしからず。
ＭＯＳとはMilitary Occupational Specialityの略で、部内では特技なんて呼ばれたりします。その種類の多さは膨大な数にのぼり、余程のマニアな方でもないかぎり全てを把握している人は居ないと思われます。
どんなに素晴らしい資格や免許を持っていても、部内でＭＯＳを持っていなければ、職務で使用することができないのです。
そう、公安委員会が発行する運転免許証を持っていても初級装輪操縦のＭＯＳが無ければ官用車を職務で運転することができないんですね。とても珍しいケースではありますが、娑婆で大型免許を取得済みで入隊してきた人も、初級装輪操縦課程最後のＭＯＳ教育だけは参加しに自訓に来ていたりもしました。
私が自衛隊で大型免許を取らせて頂いたのが入隊から１年後の平成９年、当時は免許区分が細かくなかったので、最速だと満１９才で大型免許を取得できました。普通免許を持っていなかった私が、自転車の次に公道を走らせたのが大型トラック（自衛隊用）だったわけです。
当時は若くピュアピュアだった私も、社会の波に揉まれ、いつしかやさぐれてしまいました。まあ、四半世紀も時間が経てば、性格も人相も変わりますわね。