運送業よもやま話その2

明日やろうは馬鹿野郎

今月初めに令和6年度第2回の運行管理者試験結果発表がありましたが、受験された皆様の結果はいかがでしたか?

今回も例年通り、貨物でおよそ34%、旅客でおよそ29%の合格率となっており、相も変わらず難関の壁が立ちはだかったようです。

今回惜しくもあと一歩届かなかった方は、もう今から夏の試験に向け、さらなる努力を積み重ねていることと思われますが、今回見事に合格を勝ち取った方、もしかして結果発表で合格と知って、油断していませんか?

結果通知書にも記載されておりますが、結果発表の日から3ヵ月以内に資格者証の申請をしないと、せっかくの合格が無駄になってしまいます。ここで注意していただきたいのが、期日以内に申請が正しく受理される必要があります。

運輸支局に直接申請に行かれる方は、もし不備事項があった場合には、その場で指摘があり修正することが可能でしょう。しかし、郵送で申請される方の申請書に不備事項等があった場合には、一度自宅(職場)に返送されて、そこから指摘箇所を修正し、再び郵送する必要が出てきます。一時期を境に、普通郵便の休日配送が行われなくなりましたので、週末や祝日を挟むと、あっという間に数日が過ぎてしまいます。

それらのことを踏まえて考えると『3ヵ月もある!』ではなく『3ヵ月しかない!』と警戒しておいた方が賢明かと思われます。

万が一にもまだ手続きをされていない方は、せっかくの努力が水の泡にならないよう『明日やろうは馬鹿野郎』の気持ちで、今日中にできるところまで進めてしまいましょう。

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